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東八幡キリスト教会は、長らく「まちの教会、みんな家族」を教会標語としてかかげ、地域に開かれた教会を目指してきました。その思いは、私たちの活動方針を「東八幡キリスト教会の使命(ミッション)」という形にまとめた時にも盛り込まれました。ミッションには、次の5つのことが語られています。
2014年8月、私たちは念願の新教会堂を与えられました。この新教会堂は、まさに上記の使命を体現するものとなりました。
新教会堂には、建物の中心である礼拝堂の周りを大きな軒が取り囲んでおり、その下にはみんなで食事をするスペースや事務仕事をする部屋、ゆっくり語らう場所などがあります。
みことばに生きる」、「祈りに生きる」。私たちは礼拝を第一とします。だから、建物の中心は礼拝堂です。ここで私たちは神と向き合います。
しかし、私たちは「腰に手拭いをしてイエスに従」います。イエス・キリストは、私たちの「俗」なる世界を超越した神ではなく、私たちと出会うために人となってこの世に降ってきてくださった神なのです。人の領域と神の領域が重なり合うところ、まさに「軒」のような存在がイエス・キリストであります。
だから私たちは、私たちだけで神との関係に、礼拝堂の中に閉じこもるのではなく、大きく広げられた軒下で、人々との出会いに開かれていたいと考えています。「まちの教会となる」、「すべての人と家族になる」。そんな壮大なミッションの実現に向けて、私たちは「軒の教会」としての歩みを進めていきます。